パンのかけら

聖書のことばと短いおはなし

2023年1月8日 安息日の主

人の子(キリスト)は安息日の主です。マタイ12・8

 

日本では1876年(明治9年)にはじめて官庁を日曜休暇・土曜半休とする太政官達公布(施行4月)が出されました。逆に言えば、それまでは必ずしも日曜日は休みではありませんでした。そのため年間の休日は地域や仕事によって大きく違っていました。もちろん、今よりもずっと休日は少なかったのです。

聖書には、神様が六日間で天地創造の創造の働きを終え、七日目を仕事をしない日と定めたという物語が記されています。そして七日目(土曜日)は安息日と呼ばれる日になり、労働を休んで神様を礼拝する日とされました。一週間に一日休むという習慣はキリスト教に由来しています。

みなさんは日曜日、ゆっくりお休みされていますか。お仕事の方もあるでしょう。ゆっくりできない方もあるでしょう。わたしたちが日曜日に集まって礼拝しているのは、心からの安息(からだも心もたましいもすべてを含む安らぎ)を神様からいただくためです。もしよろしければ、礼拝においでください。