という質問を受けることがあります。この質問をされたときにはいつも
「ウィキペディアで『キリスト教諸教派の一覧』というページを見てください。そこに書いてあります」
と答えます。少しだけ付け加えるなら、
「プロテスタントはカトリックから分かれた教派ですから、似ているところも多いです。カトリックと正教会を比較した方が面白いと思います」
と答えます。
「どう違うのか」ということよりもむしろ「どうして違うのか」「どうしてキリスト教には色々な宗派や教派があるのか」ということの方がみなさんに関係があることではないかと思います。理由は色々あります。仏教やイスラム教でも同じことだと思いますが、宗派や教派が分かれるのは純粋に宗教的な理由だけでありません。政治や、権力闘争や、王様のわがままなど、ろくでもない理由もあります。
しかし結果としてキリスト教が様々な教派に分かれたことで、世界の様々な国の人々に幅広く受け入れられるようになりました。自分の信じやすい教派の教会に行くという選択肢が広がったのです。それはイエス・キリストの教えが、幅広い受け止め方が可能な豊かさをもっているということでもあります。
ただし、いくら幅広いと言っても、イエス・キリストの教えを受け入れていないものはキリスト教ではありません。今話題の統一教会や、エホバの証人、新天地、摂理、クォンパなどはキリスト教ではありません。
教会に行ってみたいけれどまともな教会かどうかが心配な方は「異端・カルト110番」というサイトでご確認ください。あるいは堺栄光教会にお問い合わせください。きっとあなたに合うキリスト教会が見つけられるでしょう。