パンのかけら

聖書のことばと短いおはなし

2023年1月30日 愛がいちばん

安息日に良いことをするのは律法にかなっています。マタイ12・12

 

キリスト教は「あれはだめ」「これはだめ」と規律の厳しい宗教だと言われることがあります。しかしそれは誤解です。

上記のことばは、「安息日には仕事をしてはならない」という規律を守ることに固執していたパリサイ派の人々に対して、「仕事をしないと言って困っている人を見捨てるよりも、良いことをする方が安息日の本来の趣旨にかなっている」と答えたことばです。

本来キリスト教の教え(聖書のことば)は法律や規則ではなく、人間を愛してやまない神様からの、親が子に語りかけるようなことばです。それは、わたくしたちが幸せに生きるための道標であり、大切なのはその背後にある、神様の愛を感じて生活することなのです。