マリアはその良い方を選びました。13・44
想像してみてください。「おじいちゃんが危篤だ」と一報を受けて病室に集まった家族にとっていちばん大切なことはなんでしょうか。最期の瞬間までいっしょにいることではないでしょうか。久しぶりに帰って来た息子の接待のことで心がいっぱいになりおじいちゃんのことは後回し、というのは本末転倒です。
イエス・キリストがもうすぐ十字架にかかる日、いっしょにいられる時間がわずかになったその日、マルタという女性は接待のことで頭がいっぱいでした。マルタの妹のマリアは接待を手伝わずに、イエスの話に聞き入っていました。イエスに「妹が接待を手伝わない」と不満を言うマルタに対して「マリアは唯一必要なものを選んだのだ、それは取り去られない」とイエスは諭します。
忙しい日々の中で、色々と気にかかることがあるでしょう。けれども、本当に必要な唯一のものは、あなたが死ぬ時に必要になるものです。お金ではありません。名誉でも地位でもありません。イエス・キリストと永遠にいっしょに生きていく(永遠のいのち)という約束です。
礼拝においでください。ともに、永遠のいのちいの約束を受け取りましょう。