出エジプト記
主の栄光はシナイ山の上にとどまり、雲は六日間、山をおおっていた。 出エジプト24・16 みなさんは神様を見たことがありますか。 見たことがあるという方は少ないと思います。神社には御神体と呼ばれるものがあります。しかしこれは神様そのものではなく、神…
あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしているその土地で、あなたの日々が長く続くようにするためである。 出エジプト20・12 父と母を敬うというのは、聖書だけが教えていることではありません。日本でも昔から親孝行が大切にされてきました。両…
安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。 出エジプト20・8 無神論者でも、仏教徒でも、イスラム教徒でも、キリスト教が嫌いな方でも、だれもがキリスト教の恩恵を受けていることがあります。それは「一週間が七日であり、そのうち一日は休日」というカレン…
あなたがたはあらゆる民族の中にあって、わたしの宝となる。出エジプト19・5 人格と知恵が優れている人のことを「聖人」と呼びます。また、簡単に触れることができない領域のことを「聖域」と言います。「聖職」というと、宗教家だけではなく、学校の先生や警…
モーセが手を上げているときは、イスラエルが優勢になり、手をおろすとアマレクが優勢になった。出エジプト17・11 イスラエルが砂漠で得た水を奪うために、アマレクという遊牧民がイスラエルに襲いかかりました。そのため、イスラエルはアマレクと戦わなけれ…
イスラエルの子らは、人が住んでいる土地に来るまで、40年の間マナを食べた。出エジプト16・33 荒野を行くイスラエルの民にとって、いちばんの不安は水と食料の確保でした。たびたび水や食べ物がないことで神様に不平を言うイスラエルの民に対して、神様はマ…
この方こそ、わたしの神。15・2 エジプトで奴隷になっていたイスラエルの民を導き出した「主」という名前の神。葦の海を二つに分け、イスラエルに海の中を渡らせ、エジプトの軍隊を海底に沈めた神。この素晴らしい「主」である神を、モーセとイスラエルの民は…
こうして主は、その日、イスラエルをエジプト人の手から救われた。出エジプト14・30 モーセがつえを持った手を差し伸べると、海が二つに割れ、その中をイスラエルの民が歩いて渡る。そして、その後を追って海に入ったエジプト軍は水に飲まれてしまう。「十戒…
昼はこの雲の柱が、夜はこの火の柱が民の前から離れることはなかった。 出エジプト13・22 エジプトから脱出した200万人ものイスラエルの民の先頭に立ったのは雲の柱でした。雲の柱は夜には火の柱となりました。イスラエルはこの雲の柱、火の柱に導かれて荒野…
まさにこの日に、主はイスラエルの子らを、軍団ごとにエジプトの地から導き出された。出エジプト記12・51 ヤコブの家族70人がエジプトに移住してから430年、イスラエルは成人男性だけで60万人を超える民族になりました。エジプトで奴隷となり苦しんでいたイス…
その血は、あなたがたがいる家の上で、あなたがたのためのしるしとなる。 わたしはその血を見て、あなたがたのところを過ぎ越す。出エジプト12・13 イスラエルがエジプトから出ていくにあたり、神様はエジプトに十の災いを下します。最後の災いは、エジプトの…
イスラエルの子らのすべてには、住んでいる所に光があった。出エジプト10・23 出エジプト記は、エジプトからイスラエルの民が脱出して、神様から与えられる約束の土地を目指す物語です。イスラエルのリーダーであるモーセが、エジプトの王ファラオにイスラエ…